実母と義母のアドバイスが真逆!どうしたらいいの?

夫、娘とアパート暮らしです。 私の実家も夫の実家も、車で20分以内の比較的近いところにあります。

そのため、両方の母が頻繁に訪ねてくるんです。

遊びにきてくれるのはいいのですが、新米主婦、兼、新米ママの私に細かなアドバイスが。 困惑しているのは、実母と義母のアドバイスの内容が、「真逆」だということです。

例えば、台所まわりのこと。 シンクに置いている水おけに、夜中、水を溜めておくかどうか。 実母は言います。 「ゴキブリは夜、水を飲みにシンクまわりにやってくるの。

絶対に水分を残してはダメ」 そうかと思って、水おけを空っぽにしておくと、今度は義母が、 「震災の時、水おけ1杯分の水がとっても役に立ったわ。

絶対に溜めておきなさい」と。 どちらの意見も根拠があり、悩んでしまいます。

風邪が長引いている2歳の娘に関して、こんなことも。

「お風呂に入れていないの?かわいそうだから、お尻だけでも洗ってあげて」と義母。

「お尻だけ洗うなんてあり得ない。また風邪をひき直すようなものよ」と実母。

 

あぁ・・・もうどうしたら良いのやら。

さらには、お世話になった仲人さんへの手土産についても。

「大きな菓子折にしてね。小さいのではみっともないから」と義母。

義母の座右の銘は「大は小を兼ねる」。何につけても大きいものが大好きなのです。

「お年寄りしかいない家だもの。高級なものをほんの少しお持ちすればいいの」と実母。

実母は食べ物でも雑貨でも、良質のものが少しずつあるのを好むのです。

 

このように、いつもいつも意見が真逆な2人の老女。

両家にとって初孫である娘がいることもあり、我が家から片時も目を離してくれません。

2人が直接会ったらどうなるかって? そうなんです。

子どもの行事などで、2人が顔を合わせることも年に何回かあります。

これだけ意見が合わないのだから、いつ険悪なムードになってもおかしくないと私は内心ドキドキ。

ですが、そこは長年生きてきた者の強み、意外と仲良くやっています。

「あらお母さん、さすがですわね」「いえいえ、お母さんこそ」 互いに「お母さん」と呼び合い、猛烈に褒め合っています。 家中に響き渡る高らかな笑い声。

 

やれやれ。

 

私はしばらく、カメレオンのようにその都度やり方を変えながら、うまくやり過ごしていくしかなさそうです。